子育て・生活

僕と嫁の息子のアレルギー戦争〜保育園とバトル〜給食の停止からお弁当作り・解除まで

どうもシロクマアキラ@AKIRABLOG1です。

今日はうちの息子のアレルギーについて書いていきます。

息子は卵・乳・甲殻類のアレルギー。
ただ、アレルギーの数値は非常に低いもので、体調が悪い時に少し体が痒くなることがあります。
アレルギー食材を食べても全然大丈夫なことが多く、家では気にせず食べさせています。

息子はそれに加えてアトピー体質。
アレルギーの反応で痒くなっているのか、アトピーで痒くなっているのかわからないこともあるのが厄介なのですが、どちらも酷くなくすぐに治まるので家ではあまり気にしていません。

しかし、それでまかり通らないのが保育園。
後述しますが、案の定・アレルギーがあるのであれば給食の停止・お弁当の持参が言い渡されました。

それから1年半。
ぼくと嫁で毎日お弁当を作って持っていきました。

そして、昨日。
採血の結果とアレルギー食材を日頃食べさせ・慣れさせた結果から、ついに「保育園と相談して解除していい」とお弁当解除可能とお医者さんから言ってもらいました!!

この記事は息子のアレルギーの経過を書くことで、子育てをしていてアレルギーのお子さんを持つパパママの参考になればと思って書いていきます。

息子のアレルギーについて

息子は離乳食から少しずついろいろな食材を試している時、ヨーグルトではじめてアレルギー反応が出ました。
口の周りが赤くなって、痒みが出てしまったのです。
その時はすぐに治まり、後日医師に相談したところ、もしかしたらアレルギーかもしれない・けど控えるほどでもないから試していくことになりました。

その後も乳製品を試しながら、保育園に備えて卒乳のためにフォローアップミルクなどを試していくも、家ではアレルギー反応がでることはありませんでした。
医師が言っていたように、全然問題ないものだったのか〜と安心していました。(6ヶ月から1歳くらいまで)

その後、保育園に入園。

保育園でフォローアップミルクを飲ませた後に発疹・蕁麻疹が出てしまった。と連絡がありました。
でも、迎えにいくとケロっとしていて、アトピー体質だから掻いちゃったんじゃない?
家ではフォローアップミルクでそんな反応出たことなかったので、ホントにミルクから?
医師はそんなに酷くないって言ってたのもあって、体調で出ちゃったのかな?
なんて軽く考えていました。

改めてアレルギー検査で病院を受診

保育園入園後から、何度かアレルギー反応が出たから迎えに来てと連絡が入るようになりました。
うちではその間も一度も出たことがなく、???ハテナな状態・・・。
そして、保育園の看護師から

「もう一度改めてしっかりとアレルギーの検査をしてほしい」

と言われました。
保育園としては子供の体調に関わることだからやってほしいですよね。
だから、かかりつけの医師に再び相談にいきました。

採血の結果は乳・卵のアレルギー反応陽性

でも、検査の値としては非常に低いもので、除去しなくても大丈夫
治療もかねて食べながらやっていきましょう。
となりました。

かかりつけの医師からOKが出るも、保育園の看護師が拒否・・・

かかりつけの医師から大丈夫だと言ってもらったので、ぼくも嫁も『やっぱり大丈夫だったんだ!』と安心しました。

その結果を保育園と園の看護師に伝えるも、あまり良くない反応だったそう・・・。

 

その後もアレルギー反応が出たと呼び出しが数回あるも、医師から大丈夫と言われていたので、特に何もすることなく生活していました。家に帰ると相変わらず元気でしたしね。

ただ、そうやっていると徐々に嫁に対して保育園側から、
『こんなにアレルギー反応が出ていて、そのままにしておくのはおかしい!』
『アレルギーってひどいと死に至ることもある』
『母親としてどうなの?』
ってことを言われるようになり、嫁泣かされたそう・・・。

 

うちとしてはアレルギーを軽視しているわけでもないですし、ひどいと危ないことも知ってます。
自分たちで症状が出た以上、勉強もしていたし、息子の症状はいたって軽度。
アトピーからの発疹の方が強いんじゃないかと思ってました。

ぼくとしても医療系に携わっているので、症状見てても大丈夫だと思ってましたし、医師も大丈夫だと言っているのに、泣かすまで詰め寄るってむしろヤバイ。

 

そして、保育園からアレルギー物質を除去してくれないかと言われました。

うちは医師からもOKが出ているので、できればやめたくなかったし、食べながら克服していけることも教わっていたのでどうしようか迷い、

再び医師に相談しました。
医師は、
え?これくらいでダメなわけないじゃん。」
「ぼくから保育園の看護師に電話しといてあげるよ
と言ってれたのですが、

 

後日、保育園に行くと看護師から
「あそこの先生は遅れてる」
「病院変えた方がいい」
と言われました。

 

『お前何様だよ!!』
医師がいいって言ってて、診断書も出してもらって、大丈夫って言ってても、結局看護師の一声で変えれるならどこ行っても同じじゃないか!!

 

とこりゃ無理だ。と諦め思考になりました。

保育園から紹介で他の小児科へ通院することに

結局、かかりつけの医師では納得してもらえないので、それなら保育園が指定する病院に行ってやるよ!!ってことで紹介してもらいました。

家から車で40分・・・orz

そして、小児アレルギーをやっていた医師に相談。

医師もこれくらいなら大丈夫でしょう。
でも、保育園がそこまで言うならきっと無理ですね・・・

と言われ、
紹介された医師の言うことは、かかりつけの医師の言っていることと同じで、
保育園に言ってくれるのがかかりつけの医師・
保育園に従うしかないいじゃない?っていうのが紹介された医師だったので、あ〜言われない人を紹介したんだ〜って感じでした。

もう争うのも疲れた・・・。ぼくと嫁は除去しよう。となりました。

 

ちなみに

どこまで食べられるか調べることが大切!食物アレルギーの最新医療(2)

でも出てますが、念のために除去はNGなんですよね。ホントなんでダメなのかわからない。

諦めたはいいものの待っていたのは毎日のお弁当作り

そこから待っていたのが、毎日のお弁当作り。

アレルギーのある子供には保育園側から給食は出せない。
アレルギー除去食はやってない。
ということでお弁当を作ることになりました。

息子は乳・卵のアレルギーなんですけど、食材に乳・卵って結構入ってるんです。
パンだけじゃなく、唐揚げや餃子・コロッケ・ハンバーグなどなどいろいろなものに入っているので、お弁当で持って行くものはすべて除去しなきゃいけません。

毎日の給食のメニューを見ながらそれに似たもの・同じもので、乳・卵を使ってないものを作っていかなきゃいけないんです。

しかも、アレルギー食材が入っていない給食も出ないので、メニューすべて

これが大変でした・・・。

夜は仕込み・朝は弁当作りに朝食・準備

うちは関連記事のように家事は分担制です。
なので、夜のうちに嫁が次の日のお弁当の仕込み・ぼくが朝お弁当と朝食作り・嫁が息子の準備をしています。

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離乳食から大人と同じものを食べるようになった今では、夜の仕込みがなくなり、すべて朝に準備するようになりました。
ぼくが毎日お弁当・朝食を作っています。

夜に準備はしないものの、次の日のお弁当は何かを頭に入れ、朝に作業がうまくいくようにシュミレーションをしてから寝るようになりました。
今では、保育園の献立の傾向が読めるようになっていて、結構作る時間は短縮できるようになっています。

アレルギー食材は段階ごとに少しずつ試していく

アレルギー除去がはじまってから、医師に大丈夫と言われていたのですが、保育園で出るとお迎えに行ったりとなかなか大変なので、家でも控えるようになってしまいました

牛乳も好きでゴクゴク飲んでいたのですが、今では全く飲まなくなってしまいました。

 

ですが、ここ半年くらい家では少しずつ試しながらアレルギー食材を使うようになりました。
アレルギー食材の使用は段階があって、本を見ながらやっていきました。
例えば加熱加工品のパンはそれほどアレルギー反応は出にくく、ヨーグルトは出やすいので、パンから試していくといった感じです。

そして卵は大丈夫!
乳は牛乳や生クリームが試せてないけど、徐々にいけそうな感じ。
というところまできました。

もともと大丈夫だったのに、一度やめてしまったので随分と遠回りになってしまいました。

給食の時の写真が保育園に展示されていて、給食復帰を決意

先日、保育園に行くと普段の生活している時の写真が飾られていて、その中に給食の時の写真がありました。

なんと、息子はひとりでみんなと席を離されて食べている写真でした。

他のみんなは給食で息子はお弁当なので、給食をもし食べてしまってアレルギー反応が出たら大変だから席を離していると聞いたのですが、ここまで離されているとかわいそうになってしまいました。

しかも、もうアレルギーも全然大丈夫になってきているので、嫁と給食復帰を決意

改めて、病院で採血をしてもらい、給食復帰に向けて動き出しました。

アレルギー検査の結果、数値は下がり・医者からも保育園との相談で解除可能と言われました!

そして、昨日アレルギーの検査結果と家庭でのアレルギー食材の使用具合を医師と相談。

検査結果はすべての数値が下がり正常内に!!

医師からも最初からそうだけど、これくらいなら解除していい。ただ看護師がアレだからちゃんと相談してね。
と言われました!!

まぁ結局解除できるかどうかは保育園の看護師に委ねられるわけですが、年度が変わるこの時期に給食復帰を目指しています。

改めて医師からOKが出ているので息子のためにも解除できるように交渉します。

後日談(2018年4月24日追記)

4月から無事・卵のアレルギーを解除しました!

乳に関しても調整中で早ければ5月中に解除となり、完全解除になっていきます。

そして、毎日続いていたお弁当も卵アレルギーの解除から、みんなと一緒に食べる給食へと変わりました。

年度も変わり、クラスも1つ上のクラスになりましたが、給食もみんなと一緒に楽しく食べれているそうです!

ぼくと嫁の息子のアレルギー戦争まとめ

保育園としては子供に危険があるからやめさせたい。
っていうのは、めちゃめちゃわかるんですけど、それでも医師と相談して・検査して・家でも食べさせてっていろいろやって、『大丈夫』という結果が出たのに、それを看護師がおかしい。って言ってやらせないってどうなん?
って未だにイライラします・・・。

実際に息子は牛乳飲まなくなってしまったし、どこまで食べられるか調べることが大切!食物アレルギーの最新医療(2)でも、”念のために除去」は絶対にNG。思い込みではなく、専門医や管理栄養士の指導の下で”と書かれていてまさにこれじゃん。と・・・・。

いろいろありましたけど、息子のアレルギーはホントにひどいものでなく、解除していくことができそうなので、今後もしっかりと様子を見ながらやっていこうと思います。

 

アレルギーがあるお子さんを持つパパママはいかがでしたか?

アレルギーがあるとすごい食材に気を使って毎日料理しなきゃいけないので大変ですね。
でも、うちのように程度が低ければ解除もできるようになりますので、医師と相談しながらやっていきましょう。

何か相談がありましたら、コメントください!

ではっ!!