キャノンは一眼レフカメラの中でも、交換レンズが豊富にあり、撮影シーンに合わせてレンズ交換をすることができます。
キャノンの交換レンズのなかには、
『Lレンズ』
と呼ばれる、高級レンズが存在し、一眼レフカメラをはじめた人には憧れのレンズで、いつかはつけたい!と思うレンズになっています。
この記事ではLレンズとは何か。
そして初心者におすすめのLレンズを紹介していきます。
目次
Lレンズとは
『Lレンズ』のLは「Luxury」のLからきています。
Luxury=高級品・贅沢品
キャノンのレンズにおいて、最高級のレンズとして、プロ品質と呼ぶに相応しい、描写性能と優れた操作性、耐環境性・防塵防滴仕様を備えたレンズになっています。
レンズの先端に赤い線が入っているのが特徴で、これがカッコいいです。
Lレンズの特徴 1.レンズ内モーター駆動システム
レンズ内モーター駆動システムを導入することで、レンズのオートフォーカスの作動特性に合わせ、どんな大きさのレンズでも無理なく、しかも高速で駆動することが可能になりました。
そのため、キャノン独自の早いオートフォーカスを可能にし、スポーツ現場などで活躍する存在になっています。
Lレンズの特徴 2.耐久性
一眼レフカメラは精密機械のため、雨や風などの悪天候には弱いです。
しかし、Lレンズはそれに耐えうる耐久性を持っていて、プロカメラマンにも多く使われています。
過酷な現場での撮影においても機能が十分に発揮できる構造になっています。
Lレンズの特徴 3.防塵防滴仕様
カメラ撮影には天候の変化がつきもの。屋外、雨天など過酷な条件下でも変わらぬ高性能が求められます。
そんな中でも活躍できるように防塵防滴仕様になっています。
マウント接合部には、カメラに装着した際の隙間を塞ぐラバーリングを採用。
フォーカスリング、フォーカスプリセット再生リングなどの可動部は防塵・防滴性の高い構造としています。
Lレンズの特徴 4.白レンズ
望遠・超望遠系Lレンズは『白レンズ』と呼ばれていて、他のレンズと違い筒が白色でできています。
夏の炎天下など急激な温度上昇にさらされるプロ用レンズのために選ばれた色で、過酷な環境下でもレンズ内部に帯びる熱を防ぐために塗布しているものですが、いつしか「白レンズ」の愛称とともに呼ばれるようになりました。
プロスポーツの撮影現場ではこの白レンズが並んでいるのがよく見られます。
おすすめLレンズ
はじめてLレンズを買う人に向けた、おすすめLレンズです。
EF24-70mm F4 L IS USM
標準ズームレンズで、広角から中望遠までをカバーしています。
さらに、マクロ撮影までをこの一本のレンズで表現できます。
マクロ撮影ができるので、最短撮影距離が20cmと超寄れます。
もちろんLレンズなので、防塵・防滴性能を備えています。
EF24-105mm F4L IS II USM
これも標準ズームレンズですが、上のLレンズとは最大倍率が違い、105mmと望遠寄りが強いレンズになっています。
F値が4の通しレンズで、ズームによってF値の変動がなく使いやすいレンズです。
標準も望遠もちょっと撮りたい。って方におすすめです。
EF70-200mm F4L IS USM
こちらは、『白レンズ』。
70-200mmと望遠レンズ。白レンズではじめての1本にはちょうどいい使い心地と操作性。
防塵防滴仕様もついてきますので、望遠レンズを多用する外での撮影でも安心です。
EF70-200mm F4L IS II USM
EF70-200mm F4L IS USMの最新版が2018年6月発売になりました!
2018年6月現在、アマゾンでの取り扱いはまだ少ないですが、どんどん商品が出てくると思われます。
EF70-300mm F4-5.6L IS USM
これも『白レンズ』の1本。
70-300mmと広い幅で望遠をカバー。
ポートレートやスポーツ、そして風景撮影までオールラウンドに活用できる望遠ズームレンズです。
Lレンズまとめ
いかがでしたか?
『Lレンズ』は、キャノンで最高級のレンズとして、プロ品質と呼ぶにふさわしい、描写性能と優れた操作性、耐環境性・堅牢性を備えたレンズになっています。
ただ、憧れになるのには理由がありまして、1本1本が高い!!
ほぼ、10万円を超えてくるレンズになっています。
おすすめレンズも10万〜12万程度のもので、Lレンズの中では比較的安価なものを紹介しています。
使い勝手のいいレンズ・はじめて持つならというテーマでのレンズになっていますので、検討して見てください。
ではっ!!
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