子育て・生活

妊娠線予防!!メカニズムとオススメクリームを紹介するよ!!

妊娠線

妊娠線とは?

出典:ixil.info

妊娠線とは肉割れ・ストレッチマークとも言われる、妊娠時にお腹が大きくなることでできてしまう溝・跡のことを言います。
妊娠5〜7ヶ月にお腹が大きくなりはじめる時にできやすく、妊娠線は一度できてしまうと完全に消すことが難しいと言われているので、しっかりと予防をするのが大事です。

妊娠線はお腹にできることよく言われていますが、胸・太もも・お尻・腕などにもできることがあります。

 

妊娠線のできる原因は?

皮膚が急激に伸びることで起きる

妊娠5〜7ヶ月に入ると、お腹の赤ちゃんが大きくなると同時に、ママのお腹自体も大きくなります。
その際、急なお腹の成長に皮膚がグイグイひっぱられて、その成長に追いつかなくなります。
そして、皮膚の真皮といわれる皮膚の組織が断裂し、肌の表面にひび割れができてしまいます。

妊娠線は真皮層の断裂のため、表皮に比べかなり深い部分まで裂けてしまう状態になるため、一度できてしまうと元に戻すのが難しくなるんですね。

ステロイドホルモンの増加

また、妊娠中はステロイドホルモン(糖質コルチコイド)と呼ばれるホルモンの分泌が増えることで、血糖値の上昇など、糖質代謝をコントロールしているんですが、これは肌のターンオーバーを抑制させる働きもあります。肌の代謝が落ちることで、弾力を失い・断裂しやすくなってしまうのです。

  • 皮膚の急激な成長に追いつかない
  • 肌の再生能力が落ちる

ことで妊娠線ができてしまうのですね。

妊娠線ができやすい人の特徴は?

  1. 体重の増加が激しい
  2. 痩せ型の人
  3. 乾燥肌
  4. 経産婦
  5. 多胎妊娠
  6. 30歳以上での妊娠

1.体重増加が激しい

妊娠時は体重のコントロールを医師からもきつく言われますが、体重の増加が激しくなると上記の通り妊娠線ができやすくなってしまいます。
体重の増加が妊娠・出産までを通じて8キロ以下の場合は起きない人がおおいようですが、一般的に妊娠時10キロまでの体重増加を基準にしているので、難しいかもしれません。
ただ、それ以上体重の増加がある場合はできやすくなるので、注意しましょう。

2.痩せ型の人

もともと痩せている人は皮膚の面積が狭い分・上記の体重の増加が激しくなくても、比率的に痩せている人の方が大きくなってしまいます。
ですので、普通のひとよりも皮膚も引き延ばされやすくなるため、妊娠線ができやすいです。

3.乾燥肌

肌は乾燥していると弾力性が低くなります。そして皮膚も伸びにくくなるため、妊娠線ができやすいです。
妊娠中はステロイドホルモンの影響で乾燥もしやすくなるため、できやすい状態にもなります。

4.経産婦

経産婦の人は、初産のときよりもお腹が大きくなりやすいです。
一度、初産時に子宮が大きくなっているため、大きくなりやすいんですね。
ですので、皮膚もそれだけ早く大きくなってしまうので、耐えられず妊娠線ができてしまいます。

5.多胎妊娠

多胎妊娠とは、双子や三つ子などの妊娠のことをいいます。多胎妊娠はひとりよりもお腹が大きくなるので、その分妊娠線ができやすいです。

6.30歳以上での妊娠

年齢の増加により、肌の弾力は弱くなります。
高齢での妊娠の場合は、若い人の妊娠よりも妊娠線ができやすいです。

妊娠線の予防法は!?

ここまでくると妊娠線の予防できるの?
と思われる方もいると思いますが、予防法もありますので、ご安心ください。

保湿ケアを徹底しましょう!!

妊娠線の予防のために一番重要なのがこの保湿ケアです。

ここまでに、急激なお腹の変化・肌の乾燥や肌の弾力が失われることで妊娠線ができやすくなることを学んで来ました。
乾燥から守り・肌の弾力を維持するために保湿ケアをしっかりと行いましょう。

妊娠線は上記の通りお腹だけにできるわけじゃありません。
お腹だけでなく、胸・太もも・お尻・腕などにも保湿ケアをしましょう。

自宅でできる保湿ケアその1.保湿クリーム・オイルを使う

基本中の基本ですが、保湿クリーム・保湿オイルを使ってケアをしていきましょう。
クリームやオイルはいろいろな商品があります。
一般的なクリーム・オイルでも大丈夫ですし、妊娠線ケア専用のクリーム・オイルもあります。
ご自身の身体にあったものを選ぶようにしましょう。

自宅でできる保湿ケアその2.お風呂で入浴剤を使う

いろいろある妊娠線ケアで言われていないのが、お風呂での入浴剤を使うこと。
温泉のあとに肌がいい感じ!!ってなったことが1度はあると思いますが、これは温泉の保湿成分によるものです。
自宅でも保湿成分を含んだ入浴剤を使うことで、お風呂の中でも保湿ケアができます。
さらにお風呂に入ることで肌がやわらかく皮膚の血行もよくなるので、保湿クリームのケアも入浴後がオススメです。

入浴剤は無添加で天然の成分配合の刺激が少ないものを選ぶといいでしょう。

自宅でできる保湿ケアその3.体洗うときの石鹸に気を使う

体を洗うときの石鹸に気を使いましょう!!
ボディソープでも石鹸でも、オリーブオイルなどの保湿成分が多いものがおすすめです。
からだを洗ってお湯で流したあとにつっぱらない石鹸を選ぶようにしましょう。

自宅でできる保湿ケアその4.食事に気を使う

保湿ケアにおいて肌のために補給したい成分はビタミンです。
とくにビタミンAが肌に潤いをもたらしてくれるので、積極的にとりましょう。
ビタミンAは緑黄色野菜やレバーに多く含まれます。
妊娠中は貧血にもなりやすいので、レバーを取るといいでしょう。

自宅でできる保湿ケアその5.エアコンは控えめに

冬場はエアコンの効いた部屋は乾燥しています。
部屋の乾燥が肌へと影響しますが、冬場はエアコンが必須でしょう。その場合は、しっかりと加湿器を炊くなど部屋の保湿にも充分に気を使いましょう。

また、夏場でも長時間エアコンの効いた部屋にいると肌の潤いが奪われます。
夏場は乾燥しにくい季節ですが、使いすぎには注意が必要です。

体重管理をしっかりと行いましょう

妊娠直後から体重管理をしっかりする産院が増えて来ていますが、急激な体重増加は妊娠時高血圧になったり、妊娠時糖尿病になったりと妊娠線予防以外のリスクが伴うため、しっかりと自身でも体重管理をしましょう。
現在は10キロの増加を基準にすることが多いですが、10キロ以内でも妊娠線はできる可能性があります。
急激な体重増買いには注意しましょう。

適度な運動で出産時の体作り・体重管理

妊娠中は適度な運動を行うことはとても重要です。
体重管理だけでなく、出産に備えた体作りに関しても重要になるので、時期を見て行なっていきましょう。
ウォーキングなどの激しくない運動にすること、近年はマタニティーヨガ教室・プールなども流行っているので、自分にあった運動を少しずつ取り入れましょう。

妊娠線予防をするタイミングは?できてしまったらどうすればいい?

妊娠線予防は早い時期から行うのがいいとされています。
妊娠初期から行うといいでしょう。
この記事を見ている方は妊娠線を気にしている方だと思いますので、この記事を見た後、しっかりと行なっていきましょう。

また、妊娠線がもうできてしまった!!
というひともそのまま乾燥させてひび割れが続くとより妊娠線が目立つようになります。
ですので、こちらも早めの対応が必要です。
クリームやオイルを塗って、しっかりと今後もケアしていきましょう。

妊娠線予防、おすすめクリーム・オイル

 

妊娠線予防まとめ

妊娠線予防において、早めの保湿ケアがとても重要になります。
保湿クリーム・オイルは自分に合ったものをしっかりと選んで対策を行いましょう。