働き方

失敗しない内装工事業者の選び方・5つのチェックポイントを押さえよう

治療院を経営しているシロクマアキラ@AKIRABLOG1です。

治療院の開業、美容院・飲食店・小売店などの開業には、

店舗内装工事

は避けては通れない道。

しかし、店舗内装業者ってどうやって選んだいいかわからない・・・。
ぼくも開業時にはいろいろな業者を調べたものの、イマイチどこがいいのかわからりませんでした。

 

内装業者選びをミスして工事がずさんだった。

工期が遅れてオープンが遅れた

なんて知り合いもいたり、ぼく自身にもトラブルがあったので、本日は内装工事におけるトラブルとその対策について書いていきます。

内装工事経験談とトラブル

内装業者ってホントにどこに依頼していいかわからないですよね。
都内だと検索すればいろいろ出てくるのですが、地方になると全然でないんですよね。

だからぼくは知り合いのツテを辿って、紹介してもらう形で内装業者を見つけました。

内装工事するにあたって、決めることがたくさんあります。

  • 内装工事の内容
  • 間取り
  • 壁紙などの細かな物の決定
  • 予算

簡単に書くとこんなところです。

内装工事は予算あってのもの

予算からできること・できないことを打ち合わせで決定します。

内装業者との打ち合わせ

店舗の間取り・イメージはかなり明確にしていて、

打ち合わせ前に自分で内装の間取りを作っていました。
これをベースに内装の打ち合わせを開始。

ぼくも予算は限られていて、最低限ここだけは抑えておきたい!!って部分がありました。

  • 床の張り替え
  • パーテーションか壁での治療スペース確保
  • 受付の高さ ・机の配置

これを最低限として、他でできることがあれば相談しようという感じでした。

 

打ち合わせで、ぼくの最低限抑えておきたいっていう部分は余裕でクリアーできるとのことで、安心し、

  • 張り替える、床の素材の決定
  • パーテーションではなく、柱をたてて頑丈な壁にする
  • 受付のスペース・長さの決定
  • いろいろな素材の決定

を行いました。
家を建てる時と同様に、全て自分で決定していくので、楽しさとワクワクがありました。

 

すべて決定後、改めて見積もりを出してもらいました。

見積もりは予算からマイナス20万!

ぼくがやって欲しいと思っていた部分だけでなく、トイレも新しくすることも盛り込んで、この結果でした!
予算に収まってよかったと安堵しました。

工事開始からはめっちゃ早い!完成まで見せます。

家の建築でもそうですが、内装工事も打ち合わせに時間がかかるそうで、全て決まってしまい、工事が開始となればあとは早いみたいです。

工事前の画像がこちら。
何もないところからスタートです。

ここからの写真はすべて受付からの視点で撮っています。

ここから、床・柱・壁といろいろ作ってもらいます。

ブレブレで申し訳ないですが、工事開始から1週間と経たないうちに柱が経ちました。

先ほどの何もない状態と、ほぼ視点で撮影しています。先ほどから

  • 床を剥がしコンクリート状態にし、
  • 柱・壁の元となる躯体工事

というものを行なっています。

そして、その2日後の写真。こちらもほぼ同じ視点からの撮影。

すでに壁ができ、柱に色も塗られています。

予定していた、治療部屋の個室がしっかりとできてますね!!

その1週間後には、床が貼られ、壁には自分で選んだ壁紙が貼られています。

治療部屋には蛍光灯を取り外し、天井からのスポットライトも取り付けています。

そして、治療部屋に引扉をつけてもらって、家具などを導入。

これで内装工事は完成です!!

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めっちゃいい感じやん!!

[/voice]

内装工事完成から引き渡し。そして支払いへ。

打ち合わせから、内装工事の完成まで順調に終わりました!

しかも、自分が想像していたような治療院がしっかりと出来ました。

内装工事の出来にもめちゃくちゃ満足です!

[voice icon=”https://akirablog.net/wp-content/uploads/2018/03/IMG_4999.png” name=”シロクマくん” type=”l big icon_yellow”]

あれ??トラブルはなかったん??

[/voice]

それが支払いの時にトラブルになったんです・・・・。

 

工事、完了後。内装業者さんから内装工事の請求書をもらいました。

請求書をみてビックリ!!

 

見積もりで出ていた金額プラス60万。

ぼくの内装の予算、プラス40万・・・・

 

打ち合わせ、見積もりの時点では『全然予算内に収まります!!』って言っていたので安心してました。

工事の途中で細かな変更なども打ち合わせしていたのですが、お金のことは『収まるものだ』と思って安心し話にもなりませんでした・・・。
ぼくもしなかった。

 

  • 工事ではすごくいいものを作ってくれた!
  • 知り合いのツテもあってトラブルは避けたかった
  • 工事が終わっているので、払う他ないと思った

内装の出来がホントに満足だったので、払うことにしました・・・。

開業前の予算オーバーはホントきついです。

内装工事よくあるトラブル例

内装工事後・無事に開業を迎え、順調に経営していました。

が、美容院を経営する知り合いと話をしていると、なんと!その人も内装工事でトラブルがあったとのこと。

調べると、こういったトラブルは多いみたいですね。

よくあるトラブルについてまとめました。

見積もりより多い金額の請求

今回、ぼくが被害を受けたトラブルですね。

見積もりよりも多くの金額を請求されるケースがよくあるみたいです。

工事が間に合わなかった

知り合いの美容師さんがこの被害を受けたそうです。

工期が近づいてきても、一向に作業が進まず焦っていたそう。
業者に聞いても『間に合います』の一言。

工期が近づいてきたのに、できる気配がなかったので、契約を解除し、自分でやれることをやってオープンしたそうです。

勝手に工事された

打ち合わせにないものを工事されるケース

全然違うものを建てたり、空いたスペースに勝手に工事を加えるケースがあります。

思っていたイメージと違った

工事終了後、完成をみるとイメージと全然違うケース

トラブルにならないための対策4点

以上のようにいろいろなトラブルがあるみたいですね。

しかも工事完成後だと泣き寝入りするしかないケースが多いみたいで、工事前からしっかりと対策しておくことが大事です。

1.見積もり内容をしっかり確認

なかには見積書がかなりいい加減なところがあります。

工事内容には部分部分で細かい工事費が必要になります。

それを明確に記載しない業者があるので注意。

説明を求めても返信がないようなら要注意です!!

2.追加料金などの打ち合わせ

内装工事をしていると思わぬ変更や追加が必要な工事が出てくることがあります。

その際に、勝手に工事しないことや見積もり内で行えるのか・行えない場合、必要な費用はいくらで見積もりはいくらかをしっかりと事前に打ち合わせしておく必要があります。

また、今回のぼくのケースのように、金額が見積もり以上になる場合の話もしておく必要があります。
次に繋がる部分ですが、見積もり以上になる場合は払わない。って契約もできるそうです。

3.契約書

しっかりと契約書を交わしましょう。

契約書を交わさずに工事に入るようなら、やめたほうがいいです。

契約書がある場合も以上のことを踏まえ、契約に間違えがないかしっかりとチェックしましょう!!

4.大幅な値下げ

実は、価格競争の激しい内装工事業界。

より安くを消費者も求めるため、安く見積もり・見積もり以上を回収するパターンはよくあるそう。

他の業者よりも明らかに価格が安い場合には手抜き工事などのリスクもあるので注意が必要です。

5.内装工事中はしっかりと確認にいく

内装工事中はオーナーはいつ訪れても大丈夫です。

工事がしっかりと進行しているか・今どんな工事をやっているのかをしっかりを見に行きましょう。

工事に詳しくなくても、進み具合は直感でわかります。しっかりと見にいくことで、勝手に工事された・イメージと違ったというところは防ぐことができます。

失敗しない内装工事業者選び、まとめ

内装工事はお店の出来を左右する超重要ポイントです。

しかも、内装工事後はすぐにお店のオープンを控えていることが多く、トラブルが起きても早く解決(お金を払う)しなきゃいけないこともあります。

トラブルを回避するためには、

  1. 見積もり内容をしっかりと確認
  2. 事前の打ち合わせをしっかりと行う
  3. 契約書に不備がないかを確認
  4. 見積もりが他社より大幅に安くないか確認
  5. 工事中はしっかりと工事状況を確認

することが大事です。

ぼくも当時は、『いいものができたし、しょうがない!!』と思うようにしましたが、あとあと勉強して

防げたのであれば防ぐべき

でした。

ぼくと同じことが起きないよう、内装工事を頼む際は以上の点をしっかりと確認してください。

新たにオープン・改装するお店が繁盛することを祈ってます!!

ではっ!!