はじめての心療内科〜勤務経験からアドバイスします〜




厚生労働省より引用

最近、ツイッターをみていても、会社のストレス・家庭のストレス・人間関係のストレス・育児ストレスなどを耳にすることが多くなっています。

そんなストレス社会だからか、10年前に比べて、うつ病にかかる人が2倍以上になり、心療内科に通う人が増えています。

ぼくは心療内科への勤務経験あるので、うつ病・不安障害などにかかった患者さんが、どんな不安を抱えて診察を受けに来るかを知っています。

心療内科はまだまだ馴染みのないところなので、「なんとなく怖い」イメージがあることが多いですが、実際は他の病院となんら変わりません。

今日は、勤務経験から、はじめて心療内科に行く時の注意点・アドバイスをしていこうと思います。

心療内科は予約が必要!早めの予約を

心療内科は予約制です。

しかも、予約の枠が限られているので、早めに予約しないと埋まってしまいます。

初診患者さんは、再診患者さんに比べて情報を聞き出す時間が必要なため時間がかかります。

そのため、初診患者さんを取れる枠にも限りがあるので、早めに予約をしてください。

当日の持ち物 当日は予診票記入に時間がかかる

診察に持っていくものは、他の病院と一緒で、保険証を忘れず持っていきましょう。

また、予約時に伝えられると思いますが、当日は予診票の記入があります。

他の病院とは違い、心理テストや詳しい問診票を用意してあるところが多いので、予約時間よりも早めに受付をしましょう。

シロクマくん
予約は早めにとりましょう!
人気のところだと1ヶ月待ちなんてところもあるから、早めに予約するのが大事です。
当日は保険証はしっかり持ってくださいね!

はじめての診察。言いたいことはしっかり言おう

はじめての診察はやっぱり緊張しますよね。

どんな先生かわからないですし、いい先生がいいな〜と思いながら診察に臨むと思います。

先生は質問を投げかけてくれて、話しを引き出してくれますが、先生からの質問だけで診察を終えると、「あれを言い忘れた!」なんてことがよくあります。

言いたいことはあらかじめ伝えれるようにしておきましょう。

メモを持ってこられる患者さんも多いです。
伝えるのが苦手・忘れそうだ。という人はメモを持ってそれを見ながら話しても大丈夫です!

そもそも何聞かれるの?

医療者目線では、

症状として
抑うつ気分・イライラなどの精神状態・思考力の低下・意欲の低下などの「こころの症状」
睡眠異常・食欲の低下・倦怠感・頭痛・肩こりなどの「からだの症状」

どんな症状が出ているかが知りたいです。

それと、

『どうしてそうなったか』

を詳しく知りたいので、大元の原因であるストレッサー(ストレスの原因)がわかれば教えてください。

実際に診察をしていると、「なんでそうなっているかわからない。」ストレッサーがわからない。ってことがよくあります。
わからない場合でも治療はできますので、わからないことを伝えてもらうと助かります。

シロクマくん
言いたいことがあったらメモにしてそれを持っていくといいでしょう!

何聞かれるかわからない人は、
『出ている症状』『どうしてそうなったか』
をしっかりと伝えれるようにしましょう。

実は怖くない。薬物療法。

心療内科で働いていると、
「心療内科でもらう薬が怖い」
「心療内科の薬は飲みたくない」
「薬漬けにされるんじゃ・・」
って言われることが多いのですが、

確かに、依存性が問題になるものもありますが、全ての薬がそうではありません。

指示を良く守り、適切に薬を服用することが症状の緩和を助けてくれます。

ぼくが働いていたときも、

『まわりがやめろ!って言うからやめた。』

と、なんのエビデンスもない周りの言葉で簡単に薬をやめてしまい、症状が悪化することが良くあり、心療内科の先生も

適切に飲めば怖い薬じゃない。

とはっきり言ってました。

とはいえ、中には大量処方をするところも、いまだにあったりするようなので、そういった不安が患者さんにあるんだと思います。

不安が多ければ、先生に相談すれば、少量からとか依存性のないものを処方することができるので、怖い方は相談してください。

シロクマくん
薬はこわくないよ!

しっかりと服用することで、症状の緩和ができるので、先生に言われた通り飲んでいきたいですね。

それでも薬が嫌なら・・・他の治療法を試してみよう。

薬物療法がイヤだと言う人も多いですが、心療内科ではいろいろな治療法を用意していることが多いです。

漢方

心療内科で漢方を取り入れているところが少しずつ増えてきています。

漢方は副作用が少ないことから、患者さんも抵抗なく処方できます。

また、漢方は体質改善の面においても優秀です。
症状の出ない身体づくりをサポートするのに適しています。

一般的な薬を飲むのがイヤだという場合は、まずは漢方から試してみてはいかかでしょうか?

カウンセリング

相談したいことが多すぎて・・・
診察時間だけじゃ足らない・・・
などの場合にカウンセリングが使われることもあります。

それと、ストレッサーが何かわからない。
なんでなったかわからない。
っていう人はカウンセリングを紹介されることが多いです。

カウンセリングをすることで、症状が出た経緯・原因を追求できたりします。

また、基本的に治療はストレッサーから離れるのがいいとされていますが、仕事がストレスだ!!って人はなかなか仕事をやめることはできません。

そういった人に対して問題解決を提案してくれるのがカウンセリングになります。

食事療法・運動療法・鍼灸治療

他にも、食事療法や運動療法で体質改善を行うことで症状の緩和を目指したり、

鍼灸治療でもストレス発散する治療ができますので、興味がある方は近くの鍼灸院に相談してみてください。

シロクマくん
心療内科にはいろいろな治療法があります。
自分にあったものを選ぶ・処方してもらいましょう。

心療内科の気になる診察料はおいくら?

一般的に

初診 3,000円程度

再診 1,500円程度

と言われています。

しかし、採血・有料の心理検査をした場合はプラスでお金がかかりますし、カウンセリングは1時間で3,000〜5,000円程度かかったりするので、目安として捉えてください。

はじめての心療内科・まとめ

いかがでしたか?

まだあまり親しみのない心療内科だと思いますが、いたって他の病院と変わりはありません。

心療内科は予約制で、早めに予約をしたほうがいいこと。

自身の症状など言いたいことははっきり伝えることが大事です。
ぼくが働いていた時も、言いたいことが言えず、そこで悩んでしまうケースを見てきました。
言ったもの勝ち。みたいなところもあるので、迷わず伝えてください。

治療においては薬だけでなく様々な治療法があるので自分にあった治療をしていくのがいいと思います。

診察費は上に書いたのはあくまで目安になるので、予約完了後にだいたいでいくらかかるかを聞いてもらえたら、教えてくれると思うので不安であればお聞きください。

 

最後に、心療内科を受ける方・いろいろあって大変でしたね。
医療者側は寄り添う準備はできています。
不安もあると思いますが、なんでもご相談ください。

ではっ!!

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