〜妊娠から出産までの経緯〜
2017年11月、産院にて双子の妊娠発覚。
その翌週に出血。産院に行くと、ひとり流産していると伝えられました。
もうひとりの赤ちゃんは無事で、それでも流産の危険性があるため、安静と命じられました。
12月・1月、出血が数度あり、その都度産院へ。診察の結果は大丈夫でしたが、心配な日々を過ごしました。
1月後半に鮮血が出たため入院。幸い子供には影響がないものの、前置胎盤の疑いがあり、流産の危険性もあるので、絶対安静となります。
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2週間の入院後退院。絶対安静は継続。
2月末に安静解除。3月から仕事復帰しました。
体調も回復・出血もなくなり、定期検診でも順調に子供は成長。
前置胎盤も良くなっているとのことで安心しました。
4月・5月はたまにお腹の張りを訴えるものの薬で対応。
5月30日夜、お腹の張りに加えて、茶色の出血があり、
翌31日の朝には赤色出血。すぐに産院へ。
検査の結果、子供は大丈夫だが、出血とお腹が張るのはよくないため、絶対安静で入院で様子みることになる。
6月5日、昼まで普通に生活していたものの、急変。
発熱・下痢がみられ、さらにお腹の張りが強くなったり、弱まったりの陣痛のような症状がみられる。
血液検査で炎症反応見られ、抗生物質投薬。
陣痛の症状もお腹の張りを抑える薬の量を増やしても改善見られず。
検査の結果、子宮口も開いてきていて、お産が進みそうなため、22時半に他院(総合病院)へ緊急搬送。
寝ようと思っていたら、嫁から緊急搬送の連絡が。
うちは寝るの早くて、その日もブログ書き終わって、22時半に寝ようとベットルームへ行ったところでした。
嫁、詳細が少ない!
その日はお腹がかなり張ってるとは聞いていたけど、そんなことになるとは・・・!
返信後、産院の先生から電話で緊急搬送の連絡を受け、息子と母を残して搬送先の病院へ向かうことに。
11時50分。病院到着、医師から病状説明。
発熱・下痢のため体の炎症反応が出ていて、採血の結果数値も高い。
陣痛のような症状が出ていることと・この炎症反応が子宮から来ているものだと胎児への影響があるため、出産したほうがいいかも。
しかし、妊娠33週と4日・予定日が7月20日のため約1ヶ月半の早期分娩になるので、未熟児出産になり合併症などの危険もある。
今点滴しているお腹の張り止めがなくなり、陣痛が止まらなければ出産へ・(できるだけお腹にいてほしいので)止まれば入院継続。と説明を受けました。
陣痛止まらず、出産へ
6月6日午前2時、お腹の張り止めがなくなるも、陣痛は進み、いよいよ出産へ。
ここまでに陣痛が強くなっていて、
「確実にこのまま出産になるよね」
「でも、赤ちゃん大丈夫かな」
って話しをずっとしてました。
結局、俺らは生まれてきてくれた子をしっかり育てていくだけだから。とお互いに言い合い、覚悟を決めました。
しかし、陣痛はあるものの、なかなか間隔が短くならない。
夜遅くの呼び出しだったため、その時点で嫁も俺も眠い眠い。
陣痛で起きて、おさまっては寝ての繰り返しで、嫁はかなりきつい。
俺はあまりできることがなくて、『男はホントやくにたたねーな。』って思ってました。
眠い中、陣痛の間隔が10分から5分へなる頃には朝7時に。
陣痛促進剤の投与を開始
6月6日朝7時半、嫁の体力的な部分・胎児への負担を考慮して、医師から陣痛促進剤の投与をはじめることを説明受ける。
陣痛促進剤とかそういうのを使わず、自然に産めたら一番良かったけど、正直、嫁の体力面・赤ちゃんが無事に生まれてくれたらなんでも良かったです。
だから、医師に説明受けて、それが最善であればよろしくお願いします。って感じでした。
促進剤の投与は少量ずつのためいきなりお産が進むわけではないそうです。
いよいよ出産!
家族で唯一、旦那が分娩室に入れるって言うものの、定期的にある内診・診察のときには、席を外さなきゃいけないんですよね。
今回の出産では2時間おきくらいに、診察があり、その都度待合室に行って、休憩・嫁の母に状態説明とかをしていました。
促進剤の投与の話しを聞いて、投与開始・そのあとすぐに診察になったので、席を外しました。
促進剤の投与をはじめたことを義母に伝え、投与は少量ずつだから、流石にまだ出産しないと思いますよ〜。
なんて話しをしてから、まだ時間かかるだろうと診察の間、仮眠に入りました。
6月6日朝8時、診察終わりました。って助産師が呼びに来てくれて、
『出産になります!』
って俺と義母に伝えました。
「え!?もう!?」「さっき、いきなりは進まないって言ってたじゃん。」と思いましたが、すぐさま分娩室に向かいました。
分娩室に入ると、スタッフがいっぱい!
促進剤投与前の診察に入る前までは助産師1人がつきっきりで、医師は診察のときにくるって感じだったのに、10人以上のスタッフがいました。
早期出産・未熟児出産のため、産科の医師・助産師・ナースだけでなく、新生児科の医師・看護師もいて、研修医の人もいて、それくらいになったみたいです。
人数の多さにビックリしましたが、今回の出産はスタッフにしっかり見てもらえるほうが安心でした。
嫁も、分娩台にしっかり座り、出産の体勢になっていました。
促進剤投与のおかげか陣痛の感覚は短くなり、いよいよ出産。
6月6日午前8時32分、元気な産声とともに、男の子を出産しました。
立ち会い出産をした感想
嫁がいきみ、助産師が赤ちゃんを取り上げ、息子もすぐに産声をあげ、元気に泣いてくれました。
それを応援・見ていることしかできなかったけど、気づいたら涙が出てました。
- 流産
- 前置胎盤
- 嫁の入院
- 1ヶ月以上早い出産
- 未熟児出産
- 何も準備のできてない状態での出産
今回の出産はいろいろなこと・不安があったのですが、息子の顔見たら全部吹き飛びました。
『生まれてきてくれてありがとう!』
父としての自覚
2歳の長男がいるので、父としての自覚はありましたが、立ち会い出産をして、さらに身が引き締まりました。
どうしても、お腹に赤ちゃんのいる嫁とは生まれるまでの自覚の差は出てしまいます。
これから頑張っていかなきゃいけない!
この子を幸せにしたい!
息子は新生児科へ
未熟児で生まれた息子は保育器に入れられ、すぐに新生児科・NICUへ。
息子、NICUでしっかり頑張ってました!
早産のため、これからいろいろ合併症の心配がありますが、はじき返してくれると思ってます。
これからパパも仕事・ブログ頑張ります。
今日はちょっと休みます。 pic.twitter.com/x3MscaVRZ8— SHIMA (@shima4690) June 6, 2018
めっちゃ頑張ってました!
息子に会ってきた!
初抱っこ!!保育器から出て帽子被せてもらってた!
うちが行ってた産婦人科だったらこんなに早く抱っこさせてもらえないから不思議な感じ。 pic.twitter.com/5BhKpuwpLT
— SHIMA (@shima4690) June 8, 2018
出産後すぐに保育器に入れてもらっていましたが、2日後にはすでに保育器から出て、コットというベットのような診察台?に乗せられていました。
保育器の中は気温の調整ができるため手を入れると暖かく、裸でも大丈夫でしたが、外に出てきたので、体温が下がらないように、しっかりと着込んでます。
帽子かわいい・・・。
という感じで今のところ順調に成長しています!
今回、はじめて立ち会い出産して、嫁の強さ・男の無力さを痛感しました。
お産の数だけドラマがありますけど、今回の出産はなかなか大変でした。
ちょうど、嫁が入院した日が産休前の仕事最終日で、準備して家とか整えながらやっていく予定だったので、これから急いで準備していきます。
やることたくさんだけど、長男と出産した息子と嫁と俺と4人で楽しんでいきます!
ではっ!!