⚫一眼レフカメラ
⚫ミラーレスカメラ
この2種類がありますが、一眼レフカメラの購入を検討する場合に
[voice icon=”https://akirablog.net/wp-content/uploads/2018/03/IMG_4999.png” name=”シロクマくん” type=”l big icon_yellow”]
どっちがいいの!?
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と迷うところからスタートすると思います。
一眼レフカメラとミラーレスは構造や仕組みが違うために呼び方を変えています。
本記事では、その2つの仕組みの違いの解説からそれぞれのメリットを紹介していきます。
一眼レフカメラの購入の検討材料にしてくれると嬉しいです。
目次
一眼レフの『一眼』・『レフ』ってなに?
一眼レフカメラは、撮影するレンズの映像を光学ファインダーで見れるのが特徴です。
一眼レフカメラの『一眼』は、その撮影するレンズと光学ファインダーが「ひとつ」であるという意味で、眼となるレンズと自身の眼で見るファインダーがひとつになっているので、『一眼』といいます。
光学ファインダーはレンズから直接光・撮影像を投写しているのですが、一眼レフカメラの『レフ』っていうのは、『レフレックス(reflex)』の略で、光を反射するという意味があります。
レンズを通った光を光学ファインダーに導くためのミラーがあり、このミラーが、レンズを通過した光を上方に反射して、ファインダーまで導いています。
つまり、光を反射するミラーがあるので『レフ』と言われています。
ミラーレスカメラの『ミラーレス』ってなに?
上記で書いたように、一眼レフカメラは光学ファインダーまで光を導くために「ミラー」がついています。
その名の通りミラーレスでは、そのファインダーまで光を導くためのミラーがありません。
それで『ミラーレス』と呼ばれています。
ミラーがない代わりに、レンズが捉えた撮影像を映像に変換し「電子ビューファインダー」や「液晶モニター」へ撮影像を投影させます。
一眼レフとミラーレスの違い
名前の由来から少し一眼レフとミラーレスの違いがわかったと思いますが、改めて解説していきます。
一眼レフとミラーレスは
- サイズ・重さの違い
- ファインダーの違い
- ミラーの有無の違い
- 画質・イメージセンサーの違い
- 交換レンズの違い
5点の違いがあります。
一眼レフとミラーレスはサイズ・重さが違う
まず、見た目でも大きく違うのが「サイズ」になります。
一眼レフカメラは上記で書いたようにファインダーのための『ミラー』が入っているため構造的にミラーレスに比べ大きくなってしまいます。重さもその分重くなっています。
このサイズの大きさは持ち運ぶ上で大きなメリットになります。
ミラーレスは小型で軽量のため持ち運びがしやすいです。
一眼レフとミラーレスはファインダー・ミラーの有無が違う
一眼レフカメラとミラーレスではファインダーとミラーの有無が違うのですが、それぞれの撮影方法がわかると違いもわかりやすいので一緒に解説します。
一眼レフカメラの場合、撮影時に入ってくる光はミラー・ペンタミラーに反射してファインダーで直接見て撮影することができます。
これを『光学ファインダー』といいます。
撮影時にシャッターを押すと同時にミラーが上がって、イメージセンサーに投影して写真が撮影できます。
ミラーレスカメラの場合、上記でも説明してきたようにミラーがないので、レンズから入ってきた光は直接イメージセンサーに投影されます。
そのイメージセンサーに投影されたものを電気信号で送り小型モニターで見ているのが、『電子ビューファインダー』です。
以上のように光学ファインダーは直接ものを見て撮影するのに対して、電子ビューファインダーは変換された映像を見ながら撮影する違いがあります。
光学ファインダーは、直接見ているので、動くものをとらえるのに強いですが、実際に撮れた画像はモニターを確認しないとわからないという特徴と欠点があります。
電子ビューファインダーは、光を変換するため若干のタイムラグがあるため、光学ファインダーに比べ動くものをとらえるのは遅いですが、ファインダーで見えている画像がそのまま写真になるという特徴と欠点があります。
一眼レフ・ミラーレスは画質・イメージセンサーが違う
カメラにはイメージセンサーという光を認識するセンサーがあります。
そのセンサーサイズが大きいと光を多く取り込めて、キレイでボケのある画像を撮ることができます。
一眼レフカメラにはフルサイズとAPS-Cというセンサーサイズのイメージセンサーが搭載されています。
ミラーレスにはマイクロフォーサーズやAPS-C・フルサイズまで、メーカーによりさまざまなイメージセンサーが搭載されています。
ミラーレスはイメージセンサーのサイズがいろいろあるため、一般的に一眼レフカメラのほうがイメージセンサーが大きくなるために画質もキレイになります。
ただ、近年ではソニーのα7という機種がフルサイズのイメージセンサーを搭載したりと一眼レフに迫る画質をミラーレスでも撮ることができるようになっています。
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一眼レフ・ミラーレスは交換レンズが違う
一眼レフ・ミラーレスを持つ醍醐味のひとつにレンズを交換できることがあります。
一眼レフには一眼レフのレンズ・ミラーレスにはミラーレスのレンズしか取り付けることができません。
どちらもいろいろな交換レンズが販売されていますが、種類が豊富なのは一眼レフカメラ。
いろいろな機能・撮影用途にあわせたレンズを選ぶことができます。
ミラーレスは種類は少ないものの、ボディ同様コンパクトに設計されたものが多く、持ち運びに優れているのが特徴です。
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レンズの種類はこんなにあるの!?特徴・選び方を紹介|一眼レフカメラレンズ
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一眼レフ・ミラーレスのメリット・デメリット
一眼レフカメラのメリット・デメリット
[box class=”blue_box” title=”一眼レフのメリット”]
- 本格的な写真・画質がキレイ
- 光学ファインダーで被写体を見た状態で撮影できる
- 交換レンズが豊富で撮影用途にあわせて交換できる
- カメラの専門的な機能が多い
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[box class=”red_box” title=”一眼レフのデメリット”]
- サイズが大きいため持ち運びが少し大変
- 価格が高い
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一眼レフカメラでは、初心者から上級者までの機能が揃っているため本格的にカメラをはじめたい方は一眼レフカメラがおすすめです。
交換レンズの豊富さは魅力的です。
同じ焦点距離でも明るさの違うレンズがあったり、価格帯もメーカーによって選ぶことができたり、「選べる」というのはメリットになります。
また、ミラーレスカメラのように液晶画面に撮影像を投写した「ライブビュー撮影」もできるので、一眼レフカメラでもミラーレスのような機能も備えられています。
しかし、価格帯はミラーレスカメラに比べると高く、レンズなど総合するとかなりの値段になってしまうのがデメリットです。
ミラーレスカメラのメリット・デメリット
[box class=”blue_box” title=”ミラーレスのメリット”]
- 本体・レンズのサイズが小さく持ち運びしやすい
- 画質も一眼レフに迫るくらいキレイ
- デザインがおしゃれ・カワイイ
- 価格が安い
- 操作が簡単
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[box class=”red_box” title=”ミラーレスのデメリット”]
- 電子ビューファインダーは電池の消耗が激しい
- 交換レンズが少ない
- 専門機能が少ない
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ミラーレスカメラは一眼レフに比べ小さく軽く持ち運びしやすいです。
そして、本体のデザインも一眼レフの黒だけではなく、ホワイト・グレーなど各社さまざまな色を取り揃えていて、おしゃれ・かわいさも追求されています。
また、操作はボタン一つで撮影できたり簡単に撮影できる機能が整っているので初心者でもすぐに撮影することができます。
しかし、交換レンズが一眼レフに比べ少なく、撮影の幅では一眼レフに劣ります。
価格が一眼レフに比べると安く設定されているためはじめやすく・使いやすい・持ち運びしやすいので、簡単にキレイな写真が撮りたいという方にはミラーレスがおすすめです。
こだわりたい・自分でもっと設定したいという場合は一眼レフカメラがおすすめです。
一眼レフとミラーレスの違い まとめ
一眼レフとミラーレスの名前の由来から撮影方式・ファインダーの違いなど解説してきました。
一眼レフ・ミラーレスそれぞれにメリット・デメリットがあるので、それを踏まえてどちらにするかを選んでもらえたらと思います。
どちらを選んでも、スマホ・デジカメ以上の写真が撮れて、今までと違うカメラ生活になると思いますので、購入した際には楽しんで撮影してください。
ではっ!!
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