先日、奨学金破産が話題になりましたね。
奨学金を返せず自己破産した人が、過去5年間で延べ1万5千人にのぼることが朝日新聞の取材で分かりました。借りた本人だけでなく、親や親戚ら保証人にも破産の連鎖が広がっています。#奨学金破産 https://t.co/FFhUvJUmXY pic.twitter.com/RGh8YxC8HS
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) February 11, 2018
この件に関して、いろいろな意見が出てるけど、今日は私シロクマアキラ@AKIRABLOG1も奨学金を借りて、大学・大学院に進ませてもらっているので、自分の話をさせてもらいます。
これから借りる人の参考でもなればいいと思うので、正直に書かせてもらいます。
目次
奨学金を借りて、大学・大学院時代は生活
ぼくのプロフィールを見てもらえればわかるんですが、現在は鍼灸師として自分でお店を経営しています。
ですので、鍼灸師の免許を取るために高校卒業後に大学に進学しました。
まぁ、医療系全般にいえることなんですが、ぼくが行った大学も恐ろしく学費が高かったので、親と相談して奨学金を借りることにしました。
ぼくは高校のときはホントに勉強できなくて、奨学金の1種を借りるのは到底無理な成績だったので、2種を借りることになりました。
(1種は利子なし・2種は利子あり。もちろん利子なしのほうがいいですよね・・・)
奨学金を借りないと大学に行くことができなかったので、借金になるというよりも、それで大学に行けるありがたさの方があったと思います。
ものすごい高い学費は親が払ってくれて(感謝しかない)、ぼくは奨学金とバイトをすることで普段の生活をするという感じで、生活費として奨学金を借りることになりました。
大学卒業後、もっと学びたい!!ってことで親に無理を言って大学院にまで進ませてもらいました・・・。
そのときも奨学金を生活費として借りましたので、計6年間・奨学金を借りました。
ぼくは奨学金月10万を6年間
大学生活は家を出て一人暮らしだったので、家賃などの生活費を考えて、奨学金を月10万円借りることにしました。
正直、大学時代は勉強が大変な中、よくある大学生活で遊んだりすることも多かったので、10万じゃ全然足りず、自分でプラスでバイトして生活してました。
月10万ずつ借金してるって今考えるとマジでヤバイって思うけど、当時は学校に行くため・生活するために、なくてはならないものだったので、借金しているって自覚は全然なかったです。
まぁ返せるでしょ。くらいに思ってました。
720万の借金を背負って卒業
という訳で、大学院卒業時には
月10万円×12ヶ月×6年=720万円
の奨学金という借金を背負って卒業したわけであります。
大学院卒業前には、奨学金返済の説明会があって、奨学金は必ず返しましょう!!っていうサッカー選手のゴン中山が出てるVTRを見せられたのを覚えています。
就職も決まっていたので、このときもまぁ返せるでしょ。
って思っていましたが、後日返済までのスケジュール表が日本学生支援機構から届いたときはビックリしました。
月38,000×20年=760万円
の返済計画だったのです。
月約4万円!!
それを20年!!
いや〜〜、返せるかな??ってこのときはじめて思いました。
働きはじめは大変でバイトまでした
とはいっても返さなきゃいけない訳です。
しっかりと返すぞ!って言っても口座引き落としなので、毎月約4万が勝手に引き落とされるだけなんですが、
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にも書いたように恥かしながら薄給だったので、奨学金を返すと生活がままならないくらいだったので、
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働きはじめた当初は職場に内緒でダブルワークしていました。
これでようやく返済と生活がしっかりできていました。
ぼくはストレートの院卒なので24歳で卒業・就職になって、現在まで滞りなく返済できています。
この記事を書いている現在31歳なので、7年しっかり返してきています。
あと13年か〜〜、もう少し事業がうまくいったら繰り上げで返してしまいたいですね。
それでも奨学金を借りてよかった
こんな感じでぼくは奨学金を借りて、現在も返済中な訳です。
生活が苦しくてもなんとか返しながら、おととしは更に借金を重ねて開業までしてしまいました!!笑
それでも、奨学金を借りなければ、大学・大学院にもいけず、今の仕事にもつけていないので、めちゃくちゃ感謝してます!
学費を出してくれた親にも感謝しています。
大学時代のぼくに一言いえるなら、
「少しはとっとけよ」
です・・・。しっかりと遊んだりさせてもらっちゃったので、残らなかったのもぼくの責任。。
奨学金は返済できなかったら相談に乗ってもらえる
最後に、ぼくは奨学金返済がきついときにどうしたらいいんだ〜〜!
これじゃ〜返せな〜い!
となったときに調べたことがあるのですが、
奨学金は返済できなかったら猶予がもらえる
のです。ぼくのように返済するのが難しい、所得が低くて返済するのが難しい。と所得証明を出して認められれば、返済に猶予期間をもらうことができます。
あくまで猶予なので、その後しっかりと返さなきゃいけないですが・・・。
先日、ユーチューバーの瀬戸さんもこの件について自分の体験談を話していましたが、
瀬戸さんも5年間返済が滞り、延滞金がついたりしたことを動画で話しています。
よければ参考にしてください。
現在、ぼくは順調に返済できていますが、何かあって返せないことが出てくるかもしれません。
ですが、そういったときは日本学生支援機構に相談して対策をしていきます。
返済できないと親に連絡が行って迷惑をかけてしまうので、学費を払ってもらった以上、絶対それだけは避けるようにします。
まだまだ、先は長いですが、コツコツと返していきます!!
ではっ!!
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