被写界深度とは?ボケを調節して写真の描写力をアップさせよう!|一眼レフ用語解説

被写界深度




一眼レフカメラをはじめるとカメラ用語で出てくる

『被写界深度』

という単語があります。

 

  • 背景ボケのある写真が被写界深度?
  • 浅いとか深いとか言うよね?

ってことは使っているとなんとなく聞くし・出てくるのでわかる人も多いと思います。

 

被写界深度は、ピントの合う範囲・ピントが合っているようにみえる範囲のことをいいます。

被写界深度を調節することで、ボケを調節して写真の幅を広げることができます。

本記事では、被写界深度の詳しい解説と写真との関係について書いていきます。

被写界深度とは

被写界深度とは、写真撮影の時に被写体にピントを合わせた部分の前後のピントがあっているように見える範囲のことをいいます。

あじさい

例えば、上の写真だと、ピントがあっている範囲はあじさいのみで、後ろに見える階段はボケが出てピントがあっていません。

こちらの駅の写真では、ベンチから奥に映り込む列車まで広くピントが合っているのがわかります。

 

このように、被写界深度は前後のピントがあっているように見える範囲をいいます。

被写界深度の浅い・深いとは

上の写真のようにボケのある写真・ボケのない写真どちらも被写界深度に関係のある写真ですが、

  • 上の写真のあじさいにしかピントが合っていない=ピントが合っている範囲が狭い写真・設定を『被写界深度が浅い』
  • 下の全体にピントが合っている=ピントが合っている範囲が広い写真・設定を『被写界深度が深い

といいます。

背景がボケてる=被写界深度が浅い

背景がボケてない=被写界深度が深い

で覚えるとわかりやすいです。

 

被写界深度の浅い・深いは背景ボケの具合とピントが合う範囲の狭さで決まります。

絞りF値と被写界深度

被写界深度と絞り=F値は密接に関係しています。

被写界深度は、F値とレンズの焦点距離・被写体とカメラの距離で決まります。

被写界深度の説明

F値とは?ボケのある写真を撮るために必要な一眼レフ用語解説

上の解説画像のように、

  • F値が小さくなると、被写界深度は浅くなります=ボケる
  • F値が大きくなると、被写界深度は深くなります=ボケない

また、レンズの焦点距離でも被写界深度は変わります。

  • レンズの焦点距離が長くなると、被写界深度は浅くなります=ボケる
  • レンズの焦点距離が短くなると、被写界深度は深くなります=ボケない

被写体とカメラの距離でも被写界深度は変わります。

  • 被写体とカメラの距離が短いと、被写界深度は浅くなります=ボケる
  • 被写体とカメラの距離が長いと、被写界深度は深くなります=ボケない

以上のように、被写界深度には、

  • F値
  • レンズの焦点距離
  • 被写体とカメラの距離

が密接に関係していて、これによって被写界深度の浅さ・深さが決まります。

ボケのある写真を撮る方法は?

被写界深度について解説してきましたが、実際に背景ボケのある写真を撮るには、どうしたらいいのかを解説していきます。

  1. F値をできるだけ小さくする
  2. レンズの焦点距離は長く望遠で撮影する
  3. 被写体には近づいて撮影する
  4. ボカす背景は遠いとよりボケる

これの逆をすると背景ボケのない写真を撮ることができます。

 

レンズの種類はこんなにあるの!?特徴・選び方を紹介|一眼レフカメラレンズ

上の記事でも紹介しているように、望遠レンズではボケやすく・広角レンズではボケにくい写真が撮れるのは、こうような特性があるからです。

 

さくらと子供 さくらと息子

ある場所ではボカしたり・ある場所ではボカさなかったりすることで、写真の描写力が変わるので、ボカす・ボカさないを意識して撮影してみてください。

被写界深度 まとめ

被写界深度について解説してきました。

被写界深度とは、前後のピントがあっているように見える範囲をいいます。

被写界深度には、

  • F値
  • レンズの焦点距離
  • 被写体とカメラの距離

が密接に関係していて、これによって被写界深度の浅さ・深さが決まります。

これを生かして、ボケのある写真を撮るには、

  1. F値をできるだけ小さくする
  2. レンズの焦点距離は長く望遠で撮影する
  3. 被写体には近づいて撮影する
  4. ボカす背景は遠いとよりボケる

をするとボケのある写真が撮りやすいです。

 

被写界深度の調節は写真撮影をする上で非常に大事な要素になります。

ボケのある写真・ない写真を使い分けれるように、いろいろと調節してみましょう。

ではっ!!