デジタル一眼レフカメラは『精密機械』。
コンパクトデジタルカメラにはない様々な約束事があります。
一眼レフカメラを購入したばかりの初心者の方がやってしまいがちな失敗例を紹介します。
なかには、故障の原因になる可能性もあるのでしっかりとチェックしましょう。
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いやいや、当たり前じゃん!って思うこともあるかもしれないけど、1度チェックしておくといいですよ!
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目次
一眼レフカメラのよくある失敗例
①電源オン状態でレンズの交換はダメ!!
一眼レフカメラはレンズ交換ができるのが特徴のひとつ。しかし、レンズとボディ間でいろいろな情報を通信しています。
そのため、レンズ交換時には電源をオフにして、システムをシャットダウンしないといけません。
複雑な電子回路をもつ一眼レフカメラだからこそ電源をオフにしてレンズ交換をしなくてはいけないのです。
一眼レフカメラが精密機械であることを忘れずに!!
②電源オン状態でSDカードの抜き差しをしてはダメ!!
一眼レフカメラとSDカードなどの記録メディアは、記録や再生など相互通信をしています。
両者がリンクすることで、書き込みや再生が行えるように設計されています。
つまり、カメラボディと記録メディアは、コンピューターと外部ハードディスクの関係性と一緒で、電源オンのまま記録メディアを抜き差しすると、全てのデータが失われる可能性があります。
面倒でも、記録メディアを抜き差しする時には必ず電源をオフにしましょう。
③社外品の電池は使用しない
一眼レフカメラは電池の消耗が激しく、長時間の撮影の際には予備のバッテリーを持つことが多いですが、市場には互換性をうたった、さまざまなバッテリーがあります。
価格は純正のものよりも安いので、つい購入したくなりますが、安全に使用したいのであれば純正品を使うべきです。
純正品は常に安全に使えるように設計されていて、夏の暑い時でも冬の寒い時でも一定のパフォーマンスができるようになっています。
しかし、他社製のバッテリーでは、形を似せた粗悪品も多く出回っています。
最悪の場合には電池が爆発する原因にもなります。
Canonの場合はLP-E6という一眼レフカメラ専用のバッテリーがあるので、そちらを使いましょう。
EOSシリーズでは共通のバッテリーになっているので、上位機に買い換えてもバッテリーは使うことができます。
④APS-C対応レンズはフルサイズ機で使うことができない
CanonやNIKONの一眼レフカメラでは、APS-Cセンサーサイズの規格のレンズとフルサイズセンサーサイズに対応した規格のレンズと2種類あります。
センサーサイズがAPS-Cのボディを持つ機種では、APS-C専用規格のレンズとフルサイズに対応したレンズを使用できます。
しかし、フルサイズ機では、APS-C専用規格のレンズは基本的に使うことができず、フルサイズに対応したレンズのみ使用できます。
また、ミラーレス機への装着を前提としたレンズはフルサイズ機にもAPS-C機にもつけれないので注意が必要です。
今後、APS-C機からフルサイズ機への移行を考えている場合は、使えるレンズがあるのかを十分に確認してから移行しないと使えるレンズがなかった・・・なんてことになりかねないのでチェックしましょう。
⑤ポップアップしたストロボは強制的に戻してはいけない
一眼レフカメラに内臓のポップアップ式ストロボは、オート撮影時などの様々な撮影モードと連動しています。
周辺の状況に合わせて自動的にポップアップしてストロボ撮影されます。
しかし、ストロボが想定外に出てきてしまった時に、強制的にストロボを手で押さえつけて撮影することができるので、やってしまいがちですが、この方法を繰り返していると、ストロボのロック機能やモーターが破損する恐れがあります。
ストロボの発行を避けたければ「ストロボ発行禁止」にして使うようにしましょう。
一眼レフカメラの撮影になれてくると内臓のストロボは使いません。最初から「ストロボ発行禁止」の設定で大丈夫でしょう。
⑥レンズ・ボディ・SDカードの接点には触ってはいけない
レンズマウント内の電子接点やSDカードの接点では、カメラボディと様々な情報を通信しているので、重要なインターフェイスとしての役割を担っています。
この部分を指で触れてしまうと皮脂などで接点が汚れて腐食し、正常な通信ができなる恐れがあります。
もし、はっきりとした汚れを見つけたら、柔らかい布やカメラ専用のクリーニング布で軽く拭きとるくらいにしておきましょう。
レンズやSDカードが接点不良を起こした場合には、自分で解決せずに、サービスセンターに相談しましょう。
⑦バリアングルモニターは無理な角度に動かしてはいけない
現在の一眼レフカメラでは初級機ならびにハイアマチュア機にバリアングルモニターを搭載したモデルが増えています。
バリアングルモニターはそれぞれの方向への作動角が決められているので、それ以上に動かすと破損してしまいます。
ハイアマチュア機のEOS 80Dでは、横方向は175度まで開くように設計されているので、カメラに対して完全にフラットになりません。
また、回転方向なども決まっているので、テンションをかけすぎないように注意しながらモニターは動かさなければいけません。
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一眼レフカメラ初心者がやってしまいがちな失敗例まとめ
いかがでしたか?
一眼レフカメラをはじめたばっかりの人でも知っている知識だったと思いますが、この7つは故障の原因になる失敗例になるので、絶対にさけましょう。
[box class=”red_box” title=”初心者がやってしまいがちな失敗例7つ”]
- 電源オン状態でレンズの交換はダメ!!
- 電源オン状態でSDカードの抜き差しをしてはダメ!!
- 社外品の電池は使用しない
- APS-C対応レンズはフルサイズ機で使うことができない
- ポップアップしたストロボは強制的に戻してはいけない
- レンズ・ボディ・SDカードの接点には触ってはいけない
- バリアングルモニターは無理な角度に動かしてはいけない
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地味に知らないと損するのが、④のAPS-C対応レンズはフルサイズ機では使えないという失敗。
今後フルサイズ機に移行する予定のある人は、レンズもフルサイズ機に対応したものを買うようにしていかないと、全部買い直し・・・なんてことがありますので、注意しましょう。
以上に注意して、安定したカメラライフを楽しんでください!!
ではっ!!
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