一眼レフカメラには多数のレンズがあります。
Canonの交換レンズになると純正・他社製を含めて数百本あります。
一眼レフカメラ購入時に買うのは標準ズームレンズですが、それ以外にもたくさんのレンズがあり、今回解説する種類も6つに分けられます。
レンズにはそれぞれの特徴があるので、レンズを選ぶ時・選び方の参考にしてください。
目次
レンズの種類
一眼レフカメラのレンズは大きく分けると
- ズームレンズ
- 単焦点レンズ
のふたつに分けられます。
ズームレンズはその名前の通りズームができるレンズ。
単焦点レンズは焦点距離が一定で、ズームができないレンズになっています。
それを含めレンズは、6種類に分けられます。
- 標準ズームレンズ
- 望遠ズームレンズ
- 広角ズームレンズ
- 単焦点レンズ
- マクロレンズ
- 魚眼レンズ
それぞれレンズには特徴があり分けられています。
それぞれの特徴を紹介します。
標準ズームレンズ
標準ズームレンズは、
焦点距離:18~55mm 程度の焦点距離のレンズのことをいいます。
焦点距離35mmが肉眼で見た場合に一番近いと言われていて、その前後をズームするレンズなので、標準ズームレンズと呼ばれています。
カメラ本体とセットで売っている・入っているレンズが標準ズームレンズになっていて、人物撮影・風景撮影など様々な用途で使えるオールマイティーなレンズになっています。
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望遠ズームレンズ
焦点距離:70~300mm 程度の焦点距離のレンズのことをいいます。
標準ズームレンズよりも焦点距離が遠いレンズで覚えるとわかりやすいです。
望遠レンズの特徴は、遠くにあるものを近く・迫力のある写真に撮ることができます。
必然的に画角が狭く、被写界深度が浅くなるために背景ボケのある写真を撮ることができます。
また、圧縮効果といって、遠くのものと近くのものを引き寄せることができるので、遠近感のない・奥行きのない写真を撮ることもできます。
上の写真のように選手と客席が近く見えるのが望遠レンズのひとつの特徴です。
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広角ズームレンズ
焦点距離:10~35mm 程度の焦点距離のレンズのことをいいます。
広角レンズは広い画角で被写体を捉えることができます。
狭い建物・室内・風景の撮影に適しています。
また、広背景ボケのある写真よりもすべてにピントがあった広大な写真を撮ることを得意にしていて、広大な写真を撮ることができます。
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単焦点レンズ
ズームレンズとは違って、焦点距離が固定・一定のレンズなのが単焦点レンズです。
焦点距離が一定のため、被写体をとらえる時には撮影者が移動(前後)して撮影しなければいけないため、ズームレンズに比べると機動性は悪いですが、
F値・絞りの開放値が非常に低く作られたものが多いのが特徴です。
他のレンズよりも光を多く取り込めるため、明るく・ボケのある写真を撮ることができ、ブレが少なくノイズも少なくできるのが強みです。
背景ボケはズームレンズの比にならないくらいすごいものが撮れるため、より特徴のある写真を撮ることができます。
上のレンズは焦点距離が30mmの単焦点レンズで、F値1.4とものすごい明るいレンズです。
ズームレンズでこのF値を出すのは難しいので、この明るさをだせるのは単焦点レンズの最大の特徴ですね。
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マクロレンズ
マクロレンズは小さな被写体を写すことができ、被写体にものすごく寄ることで虫眼鏡のように花、虫、水滴など、クローズアップすることができます。
それによって、普段、見えない世界をクローズアップして撮影することができます。
上の写真のようにアップにして撮ることで幻想的な写真になると共に、背景ボケのある写真を撮れるのが特徴のひとつです。
魚眼レンズ
焦点距離:12mm以下 程度の焦点距離のレンズのことをいいます。
非常に特徴的なレンズで、レンズが球体になっていて扱いが難しいレンズです。
画角が180°以上の超広角レンズで、
- 対角線魚眼
- 円周魚眼
の2種類あります。
上の写真のように大パノラマ風景写真を撮影することができます。
レンズ購入時の選び方
上で紹介してきた特徴を踏まえた上で、レンズを購入していきます。
F値に注目して買おう!
まず、絶対に持っておきたいというか持つレンズが『標準ズームレンズ』ですが、F値に注目して買いましょう。
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上のレンズですが、F値に注目してください。このレンズのF値は2.8と非常に明るいレンズになっています。
基本的にはF値が低いほど高価になります。
F値が低いレンズの方が明るくキレイな写真を撮ることができるので、予算内でF値が低いものを選ぶようにしましょう。
ズームレンズは焦点距離に注目して!
ズームレンズは焦点距離に注目しての購入をオススメします。
標準ズームレンズを使っていて、
- これよりも望遠を撮りたい→望遠ズームレンズ
- これよりも広角を撮りたい→広角ズームレンズ
という感じで、自分が撮りたい焦点距離を標準ズームレンズから見定めて買うといいでしょう。
単焦点レンズはF値に注目!
上記に書いてきたように単焦点レンズでは、F値に注目して買うようにしましょう。
焦点距離が一定になるので、どの焦点距離かわかった上で買うと失敗なく買うことができます。
マクロ・魚眼レンズは飛び道具
マクロ・魚眼レンズは飛び道具として、予算に余裕がある・人とは違う写真を撮りたい!って場合に手を出すことになると思います。
撮影の幅を広げるために使ってみてください。
レンズの種類 まとめ
一眼レフカメラ購入時に買うのは標準ズームレンズですが、それ以外にもたくさんのレンズがあり、今回解説してきた
- 望遠ズームレンズ
- 広角ズームレンズ
- 単焦点レンズ
- マクロレンズ
- 魚眼レンズ
の6種類があります。
レンズにはそれぞれの特徴があるので、本記事を読んだ上で、レンズを選ぶ時・選び方の参考にしてください。
ではっ!!
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